映画学部推薦作品

  • 2016.10.01 Saturday
  • 21:00

 

 

2016年後期の「映画学部推薦作品」5作品が発表されました。(2016年9月23日)


 

 

 2016年後期・映画学部推薦作品

 

(推薦作品)

『怒り』

『ハドソン川の奇跡』

『淵に立つ』

『永い言い訳』

『ヒッチコックトリュフォー』

 

 

 公開日/監督/出演/公式サイト等を掲載します。 

 <公開日順>

  緑=日本映画

  青=アメリカ映画

  黒=ドキュメンタリー映画

 

 


 

 

1. 『怒り』

   Rage   

   9月17日公開

 

   原作:吉田修

   監督・脚本:李相日

   主演:渡辺謙/宮崎あおい

       松山ケンイチ/ピエール瀧

       綾野剛/妻夫木聡/高畑充希

       森山未來/広瀬すず/田中大貴

   音楽:坂本龍一

 

   

  公式サイト  http://www.ikari-movie.com/

 

【キャッチコピー】

 残忍な夫婦殺人事件から一年

 犯人は整形し逃亡を続けていた

 そして現れた3人の男

 愛した人は殺人犯なのか?

 あなたを信じたい――

 

【Key Points】

▶ 原作が吉田修一だと映画が凄くなる

▶ 監督が李相日だと凄さが増幅される

▶ 増幅されると俳優陣の演技が爆発する

 

【関連作品】

吉田修一原作の映画より

▶ 『悪人』 (2010)

▶ 『パレード』 (2010)

▶ 『さよなら渓谷』 (2013)

 

 

2. 『ハドソン川の奇跡』

   Sully

   9月24日公開

   

   監督:クリント・イーストウッド

   主演:トム・ハンクス

 

   

 公式サイト: 

 http://wwws.warnerbros.co.jp/hudson-kiseki/

 

【キャッチコピー】

▶ その日、英雄は容疑者になった

 

【Key Points】

▶ イーストウッドと‶英雄″の呪縛

▶ ‶英雄″を演じるトム・ハンクス

▶ 英雄を欲する時代と社会

 

【関連作品】

 

テーマ1

クリント・イーストウッド監督が描く

   ‶英雄″の真実

▶ 『父親たちの星条旗』 (2006)

  硫黄島の戦いで星条旗を掲げた兵士

  たちを描く。

▶ 『インビクタス 負けざる者たち』 (2009)

  南アフリカのネルソン・マンデラ大統領

  就任のドラマ。

▶ 『アメリカン・スナイパー』 (2014)

  イラク戦線で伝説的英雄となった狙撃

  手の実話。

 

テーマ2

俳優トム・ハンクスが演じる‶英雄″の姿

▶ 『フォレスト・ガンプ一期一会』 (1994)

  知能指数の低い青年が時代の英雄に

  なる寓話。

▶ 『キャプテン・フィリップス』 (2013)

  海賊に襲撃され人質となった船長の

  実話。

▶ 『ブリッジ・オブ・スパイ』 (2015)

  冷戦時代、捕虜になった米ソのスパイ

  交換をする役割を担った弁護士ジェイ

  ムズ・ドノヴァンを演じる。

  

 

3. 『淵に立つ』

   Harmonium

   10月8日公開

 

   監督・脚本・編集:深田晃司

   主演:浅野忠信/筒井真理子

       古館寛治/太賀/篠川桃音

 

   ポスター画像

 公式サイト: http://fuchi-movie.com/

 

【キャッチコピー】

▶ あの男が現れるまで、私たちは家族だった

▶ 崩壊した家族に、光は射すのか―― 

 

【Key Points】

▶ カンヌで「ある視点」部門審査員賞受賞

▶ 静かな日常の中に描かれる家族の罪と罰 

▶ 現代の‶マクベス夫人″を演じた筒井真理子  

 

【関連作品】 

深田晃司監督作品

▶ 『歓待』 (2010)

▶ 『ほとりの朔子』 (2013)

 

 

4. 『永い言い訳』

   The Long Excuse

   10月14日公開

 

   原作・脚本・監督:西川美和

   主演:本木雅弘/竹原ピストル

       池松壮亮/黒木華/深津絵里

 

   

  公式サイト: http://nagai-iiwake.com/

 

【キャッチコピー】

▶ 妻が死んだ。

  これっぽちも泣けなかった。

  そこから愛しはじめた。

▶ ひとを愛することの「素晴らしさと歯が

  ゆさを描ききった。観る者すべての

  感情をかきみだすラブストーリー。

 

【Key Points】

▶ 西川美和監督が描く牘"

▶ ゆるい主人公を演じる俳優たち

▶ 崩れるバランスと再生への道

 

【関連作品】 

西川美和監督作品

▶ 『ゆれる』 (2006)

▶ 『ディア・ドクター』 (2009)

▶ 『夢売るふたり』 (2012)

 

 

5. 『ヒッチコック / トリュフォー』

   Hitchcock / Toruffaut

   12月10日公開

 

   監督:ケント・ジョーンズ

   <ドキュメンタリー映画>

   登場する主な監督:

   マーティン・スコセッシ

   デビッド・フィンチャー

   黒沢清

   ウェス・アンダーソン

   リチャード・リンクレイター

   ピーター・ボグダノビッチ

 

   

   公式サイト:

   http://hitchcocktruffaut-movie.com/

 

【Key Points】

▶ 個性派監督へのインタビュー

▶ ヒッチコック作品の分析

▶ フランソワ・トリュフォー監督

 

【関連作品】

 

テーマ1 

映像の魔術師アルフレッド・ヒッチコック

▶ 『バルカン超特急』 (1938)

▶ 『海外特派員』 (1939) 

▶ 『裏窓』 (1954)

▶ 『ハリーの災難』 (1955) 

▶ 『サイコ』 (1960)

▶ 『フレンジー』 (1972)

 

テーマ2

映像作家フランソワ・トリュフォー 

▶ 『突然、炎のごとく』 (1961)

▶ 『アメリカの夜』 (1973)

▶ 『隣の女』 (1981)

 

 


 

 

 

世界の映画を観る、映画で世界を見る

  • 2016.10.16 Sunday
  • 23:00

 

 

 

2016年映画学部推薦作品を「世界の映画を観る、映画で世界を見る」のテーマで発表します。秋期(9月〜12月)の劇場公開作品9本のほか、8月までに一般公開が終了した作品(DVD発売中または発売予定)も9作品含まれています。映画祭や特集上映だけで上映された作品は対象外になっています。(2016年10月16日)


 

 

2016年映画学部推薦作品

世界の映画を観る、映画で世界を見る

 

ハリウッドの大作やイギリス映画のみが映画ではありません。世界各国の秀作を観て、視野を広げ、知識を深め、感性を高めましょう。ここでは2016年の非英語圏の作品からミニ・シアター系推薦映画が各国1作ずつ選ばれています。『裸足の季節』はトルコを舞台にしたトルコ人監督の映画であるという事を考慮してフランス映画扱いはせずに『ディーパンの闘い』をフランス映画の代表としました。推薦作は各地域/ジャンル内で公開日順、映画館は主に都内のみの記載、URLはオフィシャルサイトへのリンクです。(山中達弘)

 

 

(ヨーロッパ映画機歴史と戦争)

 

 1.『サウルの息子』

   ハンガリー映画

   1月公開 (DVD発売中)

   http://www.finefilms.co.jp/saul/

 

 2.『みかんの丘』

    エストニア=ジョージア映画

     9月17日(土) -11月11日(金)

   岩波ホール

   http://www.mikan-toumorokoshi.info/

 

 3.『灼熱』

   クロアチア映画
   11月19日(土) より

   シアター・イメージフォーラム

   http://www.magichour.co.jp/syakunetsu/

 

 

ヨーロッパ映画供Ц渋紊凌祐屬伴匆顱

 

 4.『ディーパンの闘い』

   フランス映画

   2月公開 (DVD発売中)

   http://www.dheepan-movie.com/

 

 5.『神様メール』

   ベルギー映画

   6月公開 (DVD発売中)

   http://kamisama.asmik-ace.co.jp/

 

 6.『帰ってきたヒトラー』

   ドイツ映画

   6月公開 (DVD12月23日発売)

   http://kamisama.asmik-ace.co.jp/

 

 

ヨーロッパ映画掘Ц渋紊硫搬押

 

 7.『ジュリエッタ』

   スペイン映画

   11月5日(土) より新宿ピカデリー

   YEBISU GARDEN CINEMA

   http://julieta.jp/

 

 8.『母よ、』

   イタリア映画

   6月公開 (DVD発売中)

    http://www.hahayo-movie.com/index.html

 

 9.『裸足の季節』

   フランス=トルコ映画

   6月公開 (DVD発売中)

   http://www.bitters.co.jp/hadashi/

 

 

(北欧映画推薦作品)

 

 10.『ヒトラーの忘れもの』
   デンマーク映画

   12月17日(土) より

   シネスイッチ銀座

   http://hitler-wasuremono.jp/

 

 11.『幸せなひとりぼっち』

   スウェーデン映画

   12月17日(土) よりシネマカリテ

   ヒューマントラスト渋谷

   http://hitori-movie.com/

 

 12.『こころに剣士を』

   フィンランド映画

   12月24日(土) より

   ヒューマントラスト有楽町

   http://kokoronikenshi.jp/

 

 

(南米映画推薦作品)

 

 13.『彷徨える河』

   コロンビア映画

   10月29日(土)より

   シアター・イメージフォーラム

   http://www.samayoerukawa.com/

 

 14.『ニーゼと光のアトリエ

   ブラジル映画

   12月17日(土)より

   ユーロスペース

   http://maru-movie.com/nise.html

 

 

(中東/アジア映画推薦作品)

 

 15.『最愛の子

   中国映画

   1月公開 (DVD発売中)

   http://www.bitters.co.jp/saiainoko/

 

 16.『オマールの壁』

   パレスチナ映画

   4月公開 (DVD発売未定)

   http://www.uplink.co.jp/omar/

 

 17.『あなた、その川を渡らないで』

   韓国映画

   7月公開 (DVD12月21日発売)

   http://anata-river.com/

 

 18.『PK』

   インド映画

   10月29日(土) よりシネマカリテ

   YEBISU GARDEN CINEMAほか

   http://pk-movie.jp/

 

 


 

 

   <9月〜10月公開作品の解説>

 

  『みかんの丘』

   Tangerines

   エストニア=ジョージア映画

   9月17日(土) -11月11日(金)

   岩波ホール

 

   監督:ザザ・ウルシャゼ

   主演:レムビット・ウルフサク

  アカデミー賞外国語映画賞候補作品

 

 ポスター画像

 公式サイト: http://www.mikan-toumorokoshi.info/

 

【キャッチコピー】

世界は互いに閉じたままで、

  いまだに出会うことがない。

 

【Key Points】

▶ グルジア(現在はジョージア)の紛争の最中

▶ みかん栽培をするエストニア人の老人

▶ 彼は敵同士の負傷兵二人を自宅で介抱する

 

【関連作品】

同時公開のジョージア映画

▶ 『とうもろこしの島』

 

 


 

 

   『PK』

   PK

   インド映画

   10月29日(土) よりシネマカリテ

     YEBISU GARDEN CINEMAほか

 

   監督:ラージクマール・ヒマニ

   主演:アーミル・カーン

 

 

   公式サイト: http://pk-movie.jp/

 

【キャッチコピー】

世界の常識を全く知らない男、PK

  彼の‶小さな″疑問は、  

  やがて‶大きな″奇跡を呼ぶ!

▶ 世界興収100億円突破!

  世界中が笑って泣いた!

 

【Key Points】

▶ 常識、生活風習を知らない謎の男

▶ 当惑し影響されていく周囲の人々

 

【関連作品】 

インド映画がおもしろい!

▶ 『きっと、うまくいく』 (Three Idiots)

  三人のおバカ大学生の青春とその後の

  人生。歌とダンスを織り交ぜてドラマ

  ティックに描いた感動作。

▶ 『バルフィ 人生に唄えば!』 (Balfi !)

  耳が不自由で話もできないバルフィは、

  この世の誰よりも自由で天真爛漫な

  青年。バルフィの様々な出会いが生む

  ハート・ウォーミング・コメディ。

 

 


 

 

   『彷徨える河』

   Embrace of the Heart

    コロンビア映画

   10月29日(土)公開

   シアター・イメージフォーラム

 

   監督:シーロ・ゲーラ

   主演:ヤン・べイヴート

       ブリオン・デイビス    

 

 ポスター画像

  公式サイト: http://samayoerukawa.com/

 

【キャッチコピー】

▶ 闇の奥、遡上の果てに――

▶ コロンビアの俊英シーラ・ゲーラが描く、

 深遠なるアマゾンを舞台にした

 失われてゆくものの物語

▶ コロンビア映画史上初の

 アカデミー賞外国語映画賞候補

 

【Key Points】

▶ 先住民の船頭/二つの時代の白人二人

▶ 過去と現在を往来して描かれる闇の奥

▶ 大自然の美を捉えたモノクロームの映像

 

【関連作品】

ヴェルナー・ヘルツォーク監督が描く

アマゾンの闇の奥

▶ 『アギーレ 神の怒り』(1971/ドイツ)

 16世紀に黄金郷をめざしてアマゾン奥地へ

 分遣隊を進める副官アギーレの物語。

 幻想的な映像が高く評価された一作。

▶  『フィツカラルド』(1982/ドイツ)

 アマゾン川の奥へ蒸気船を進める主人公の

 鬼気迫る執念と荘厳な大自然との対決を

 描いた大作。カンヌ映画祭監督賞受賞。

 

 

 

2017年1月上映・推薦映画

  • 2017.01.15 Sunday
  • 21:00

 

 

2017年1月上映の新作から注目の作品を紹介します。(2017115)


 

 

 2017年1月上映推薦映画

 

 

  <CONTENTS>

1. 2016年作品 (1月都内上映中の5作品)

  『湯を沸かすほどの熱い愛』 (日本)

  『この世界の片隅に』 (日本)

  『ヒトラーの忘れもの』 (デンマーク)

  『幸せなひとりぼっち』 (スウェーデン)

  『ニーゼと光のアトリエ』 (ブラジル)

2. 映画学部推薦作品の解説 (1月公開作品)

  『沈黙 サイレンス』 (アメリカ)

  『エリザのために』 (ルーマニア)

 

 


 

     

   特選  = 映画学部特選作品

 

 

1. 2016年作品 (1月都内上映中の作品)  

   

 湯を沸かすほどの熱い愛  (日本)    特選   

  余命二ヶ月、何ができる?

  最高の愛を込めて、葬(おく)ります。 

 

感動の家族劇。余命二ヶ月を宣告された母親が病気を前にして家族のために何ができるか考える。宮沢りえ演じる母親の強い意志と生きるパワーが伝わってくる作品だ。母親の熱い思いを表わした題名の意味がラスト・シーンで明らかになる。本作で宮沢りえの代表作(『たそがれ清兵衛』『紙の月』)がまた一つ増えたと言える。娘役を熱演した杉作花は新世代の大竹しのぶと呼びたい。報知映画賞(作品賞・主演女優賞・助演女優賞)、ヨコハマ映画祭ベストテン(第2位)など数多くの映画賞、ベストテンで高い評価を得た2016年を代表する日本映画のひとつ。

◆ 新宿武蔵野館ほかで上映中

 

  

 


 

  この世界の片隅に  (日本)     特選

   昭和20年、広島・呉。わたしはここで生きている。

 

2016年度キネマ旬報ベストテン、ヨコハマ映画祭ベストテンで第1位に選出されたアニメーション。原作はこうの史代の第13回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞作。暮らしの細部を丁寧に描き、日常生活の価値と戦争がもたらす悲しみを対比させた人間味あふれる名作。主人公すず役の声優は『あまちゃん』の“のん”(旧芸名:能年玲奈)。彼女の柔らかい声がすずのおっとりした性格にマッチしている。

◆各地の映画館で拡大公開中  

 

   

 


 

ヒトラーの忘れもの  (デンマーク) 

大人が残した理不尽な任務。

少年たちが見つけるのは、憎しみか明日への希望か――

 

第二次世界大戦後、デンマークの海辺で無数の地雷除去を強制されたドイツ人少年兵たちがいた。死と隣り合わせの苛酷な毎日、絶望的な状況で生まれる友情や結束、彼らを監督するデンマーク人軍曹のやるせない気持ちを描き、戦争の爪痕がもたらす残酷な現実を浮き彫りにしている。デンマーク・アカデミー賞では作品賞ほか6部門で受賞。2015年の東京国際映画祭では軍曹役のローラン・ムラと少年兵の一人を演じたルイス・ホフマンがそろって最優秀男優賞を受賞した。(英語題名:Land of Mine 「地雷の地」)

◆シネスイッチ銀座で上映中(1月27日まで)  

 

  

 


 

 幸せなひとりぼっち  (スウェーデン)

  きみのおかげで僕は幸せだった

 

頑固で偏屈な老人が、隣に引っ越してきた一家との交流をきっかけに人生を見つめ直していく。近所のノラ猫とのユーモラスなエピソード、若き日のロマンス、愛情と思いやりに満ちた夫婦生活なども描かれた、優しさあふれるヒューマン・コメディ。2016年度アカデミー賞外国語映画部門スウェーデン代表作品。(英語題名:A Man Called Ove 「オーヴェという男」)

◆シネマカリテほかで上映中  

 

   

 


 

 ニーゼと光のアトリエ  (ブラジル)   特選  

  わたしの武器は、愛と絵筆

 

精神病院で苦しみ叫ぶ患者に対して人間的な治療法を模索した伝説の女医ニーゼを主人公にしたブラジル映画。電気ショックという暴力的かつ実験的な療法で統合失調症を治療するのが日常茶飯事とされていた1940年代。拷問のごとく患者を縛り、体全体に電流を流す非人間的な療法を否定し、ニーゼは患者たちを人間として尊重すべきだと主張する。彼女は患者たちに絵筆を持たせて自己表現の場を与えてみる。アトリエとなった病室で徐々に変化を見せていく患者たち。個々の患者たちや彼らが描く絵画にも実話のモデルがおり、エンドロールで本人が登場する。40年代ブラジルの病院という男性社会の中で、ニーゼは強い信念を持ち、怯むことなく前進する。2015年の東京国際映画祭でグランプリと最優秀女優賞を受賞した傑作。(英題:Nise – The Heart of Madness 「ニーゼ - 狂気の心」)

◆ユーロスペースで上映中  

 

  

 


 

 

2. 映画学部特選作品の解説 (1月公開作品)

 

  沈黙  ― サイレンス ―  

  なぜ弱きわれらが苦しむのか――

 

原題: Silence 

製作国: アメリカ (2017年)

上映時間: 2時間42分

監督: マーティン・スコセッシ

代表作:『タクシー・ドライバー』『レイジング・ブル』

 『ヒューゴの不思議な発明』

キャスト:

 

 『アメイジング・スパイダーマン』の

 アンドリュー・ガーフィールド

  …イエズス会司祭ロドリゲス

 

 『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の

 アダム・ドライヴァー

  …司祭フランシス・ガルペ

 

 『シンドラーのリスト』『98時間』の

 リーアム・ニーソン

  …教父フェレイラ

 

 『モンゴル』『ヴィヨンの妻』『私の男』の

 浅野忠信

  …通詞(通訳)

 

 『GO』『ピンポン』の

 窪塚洋介

  …キチジロー

 

 ピーター・ブルックの劇団で活躍中の

 笈田ヨシ

  …隠れキリシタン

 

 『野火』監督・主演の

 塚本晋也

  …モキチ

 

 ロシア映画『太陽』で昭和天皇を演じた

 イッセー尾形

  …井上筑後守

 

 『渇き。』『バクマン。』『溺れるナイフ』など大活躍の新人

  小松菜奈

  …隠れキリシタン

 

 『それでもボクはやってない』『永遠の僕たち』の

 加瀬亮

  …隠れキリシタン

 

評価: ナショナル・ボート・オブ・レビュー(脚本賞)

    アメリカン・フィルム・インスティテュート(ムービー・オブ・ザ・イヤー10作品)

IMDB User Reviewの評価: 7.7  (2017/01/15)

配給: KADOKAWA  

オフィシャルサイト: http://chinmoku.jp/#home

公開日: 2017年1月 21日 

上映館: TOHOシネマズ他

 

【解説】

キリスト教が禁じられていた江戸時代。迫害され拷問を受ける日本人の信者たちと棄教を迫られるポルトガルの司祭を描いた遠藤周作による同名小説の映画化。自分が師事していた宣教師フェレイラが日本で棄教したという知らせを受けた若い司祭二人。彼らは日本で残酷なキリスタン弾圧の現実を目の当たりにし、二人も棄教を迫られる。ただしスコセッシ監督が描いているのは単なる悲劇的な歴史の一コマではない。答えなき神の沈黙の意味、苦難そのもの意味を問いかけており、弱き人間の心の深淵を覗かされる作品だ。忌み嫌われて悪の烙印を押されるキリスタンの姿に、現代の難民やマイノリティの苦難を重ね合わせて見る者もいるだろう。それは分断というものの行き着く先を見せられたようで恐ろしい。

 

遠藤周作の原作(1966)は、日本でも1971年に篠田正浩監督によって映画化されている(脚色は監督と原作者自身)。重厚なモノクロ映像と心の闇の奥底を表現した武満徹の音楽が際立った作品だ。原作を読んだうえで、新旧二作を比較すれば、小説の映画化のレポートあるいは論文になるだろう。

 

日本の俳優陣も健闘している。特に注目すべきはキリスト教徒を弾圧する井上筑後守に扮したイッセー尾形と信者役の窪塚洋介だ。尾形はロシア映画『太陽』での昭和天皇役が認められての起用だろう。落ち着いた物腰と冷静な物言いで宣教師の前に立ちはだかる存在感が見事だ。時折見せる恐ろしい笑顔が物凄い。その演技は海外の批評家にも高く評価され、ロサンゼルス映画批評家賞では助演男優賞にノミネートされ、受賞には至らなかったが次点の評価を得た。窪塚が演じるのは裏切りを繰り返す自分の弱さに苦悩するキリシタンのキチジローだが、最も内面的演技が必要とされるこの役で観客を画面に引き込む熱演を見せている。

 

『タクシー・ドライバー』『レイジング・ブル』などで知られるマーティン・スコセッシ監督はカトリック教徒の家庭に生まれ、若い頃は聖職者をめざしていたこともある。彼は『最後の誘惑』(The Last Temptation of Christ,1988)でイエス・キリストの苦難も描いており、磔にされたイエスが見る幻覚が物議を醸した問題作だった。ウィリアム・デフォーがイエス、ハーヴェイ・カイテルがユダを、そしてデヴィッド・ボウイがピラト総督を演じている。(山中達弘)

 

     マーティン・スコセッシ監督版新作のチラシ

     

 

    篠田正浩監督版(1971)の劇場用パンフレット

    

 

         遠藤周作『沈黙』(新潮文庫)

      

 

       『最後の誘惑』のDVD

   

 


  エリザのために

   必ず守る 娘だけは

 

英題: Graduation

製作国: ルーマニアほか (2016年)

上映時間: 2時間8分

監督: クリスティアン・ムンジウ

代表作: 『4ヶ月、3週と2日』『汚れなき祈り』

キャスト:

 

 『私の、息子』でも父親役の

 アドリアン・ティティエニ

  …ロメオ・アルデア (父親)

 

 リア・プグナル

  …マグダ (エリザの母親)

 

 『白いリボン』で聖職者の娘を演じた

 マリア・ドラグシ

  …エリザ (娘)

 

 ヴラド・イヴァノフ

  …警察署長

 

 マリナ・マノヴィッチサンドラ

  …サンドラ (ロメオの愛人)

  

評価: 第65回カンヌ映画祭(2016)監督賞受賞

IMDB User Reviewの評価: 7.7  (2017/01/15)

配給: KADOKAWA  

オフィシャルサイト: http://www.finefilms.co.jp/eliza/

公開日: 2017年1月 28日 

上映館: 新宿シネマカリテ、ヒューマントラスト有楽町

 

【解説】

「必ず守る 娘だけは」と宣伝文句にあるように、この映画は何があっても娘を守ろうとする父親を描いた映画である。では何から守るのか。娘の将来を守ろうとするのである。娘のエリザが卒業試験を翌日に控えて暴漢に襲われてしまったからである (英語原題はGraduation)。レイプは未遂で、エリザは無事に保護されるが、そのショックが翌日に控えている試験に影響を与えてしまうのではと父親ロメオは心配する。点数次第では、予定していた奨学生としての留学ができなくなってしまうのである。ロメオは娘の将来を守るためにどんな手段も使ってやろうとコネを利用して合格への道を模索する。そこには彼の強固な意志だけではなく、裏取引が決して珍しいことではないルーマニアの社会があった。

 

クリスティアン・ムンジウ監督が2007年のカンヌ国際映画祭で最高賞のパルムドールを受賞した『4ヶ月、3週と2日』は、違法中絶を望む女性を助けようと奔走する女性の物語だった。ただ『4ヶ月…』の場合、ヒロインの行動は讃えられるべきものだった(行動には隠された心情があったが)。『エリザのために』のロメオの場合は、それが父親としての愛情と善意からだとしても、肯定される行為には見えてこない。両者に共通する点があるとすれば、必死な思いがなかなか叶えられない主人公の状況とストレス、そして強引なまでの行動力の凄さにあるだろう。

 

ロメオは疲弊して先が見えないルーマニアという国への不満をたびたび口にする。その失望感は行動に妥協を許さない。映画は周囲の現実が見えなくなっていくロメオと妻や娘との心の距離も捉えている。

 

カンヌ映画祭でムンジウは監督賞を受賞。ムンジウにとって『4ヶ月…』(最高賞)、『汚れなき祈り』(脚本賞)に続く3度目のカンヌでの受賞作である。カメラは主人公を背後から手ぶれを気にせず追いかけ、緊迫感にあふれた空気を生み出している。感動の涙に観客を導く映画とは異なり、リアルで冷徹な映像の作品だ。(山中達弘)

 

      

 


 

 

 

 

世界の映画を観る、映画で世界を見る 2017年夏 (1)

  • 2017.07.09 Sunday
  • 21:30

 

 

2017年夏・映画学部推薦作品を夏休みの課題「世界の映画を観る、映画で世界を見る」のテーマとして発表します。情報、解説、リンクなどは随時更新していく予定です。(山中達弘・今村直樹/2017年7月14日)


 

 

2017年夏・映画学部推薦作品

世界の映画を観る、映画で世界を見る

 

シネコンで公開されるハリウッドの大作のみが映画ではありません。例年以上に世界の秀作が公開される今年の夏休み。ここには2017年7月から9月にかけて主にミニ・シアターで公開の外国映画の中から、22か国36作品が選ばれています。これら世界各国の作品を観て、グローバルな視野を広げ、知識を深め、感性に磨きをかけましょう。今まで目にすることのなかった都市や文化、自然の風景、監督や俳優との出会い、新鮮な映像表現の発見、そして何よりも国境を越えた人間としての悲しみや喜び---。

さあ、スクリーン・エアラインのフライトを利用したワールド・ツアーの始まりです。(2017年7月15日/山中達弘・今村直樹)


 

 

CONTENTS

1. 上映月別リスト

 (1)  7月上映作品

   長編映画10本

   短編映画1本

   ドキュメンタリー映画1本

 (2)  8月上映作品

   長編映画10本

   アニメーション1本

   ドキュメンタリー映画1本

 (3)  9月上映作品

   長編映画12本

2. 製作国・ロケ地別リスト

 (1)  フランス (4作品)

 (2)  ドイツ/スイス (3作品)

 (3)  南欧 (3作品)

 (4)  東欧 (4作品)

 (5)  北欧 (3作品)

 (6)  英国/アイルランド (2作品)

 (7)  アメリカ (4作品)

 (8)  韓国/中国 (6作品)

 (9)  ベトナム/フィリピン (4作品)

 (10) インド/アフリカ/南米 (3作品)

3. テーマ・ジャンル別リスト

 (1) 詩人たちの生き方

 (2) 心の病を乗り越えて

 (3) 残された時間

 (4) 少年時代

 (5) 少女の夢と希望

 (6) 女たちが生きる

 (7) 政治・社会・民族

 (8) 第二次世界大戦の真実

 (9) コメディ

 (10) ハートウォーミング

 (11) 異色の悲喜劇

 (12) ファンタジー

 (13) ホラー

 (14) アニメーション

 (15) ドキュメンタリー

4. 上映館別リスト

5. 作品解説

6. 海外評価ランキング

  I   観客の評価 (IMDb: User Review)

     映画評論家の評価 (Metascore)

 

 


 

 

 

 

    1. 上映月別リスト

 

8月と9月の場合は、前の月の最終週に公開された映画もその月の上映作品として紹介します。題名のあとのカッコ内は製作国、または主要なロケ地の場合もあります。

 

    (1)   7月上映作品  12本

 

1日公開

 しあわせな人生の選択 (スペイン)

8

 歓びのトスカーナ (イタリア)

 裁判 (インド)

15

 ハートストーン (アイスランド)

 ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 

  世界一優雅な野獣 (ウクライナ)

22

 ダイ・ビューティフル (フィリピン)

 空と風と星の詩人〜尹東柱の生涯〜 (韓国)

 バッカス・レディ (韓国)

 あの人に逢えるまで (韓国)

 十年 (香港)

 ウィッチ (アメリカ)

 君はひとりじゃない (ポーランド)

 

    (2)   8月上映作品  12本

 

7月29日公開

 ブレンダンとケルズの秘密 (アイルランド)

 ブランカとギター弾き (フィリピン=ロケ)

 ローサは密告された (フィリピン)

 静かなる情熱 エミリ・ディキンスン(米国ロケ)

8月5日

 夜明けの祈り (フランスポーランド)

 ロスト・イン・パリ (フランス)

 きっと、いい日が待っている (デンマーク)

 リベリアの白い血 (リベリア=ロケ)

12

 ハイドリヒを撃て! (チェコ)

19日 

 ギフト 僕がきみに残せるもの (アメリカ)

 草原に黄色い花を見つける (ベトナム)

 隠された時間 (韓国)

 

    (3)   9月上映作品  12本

 

8月26日公開

 ELLE エル (フランス)

 パターソン (アメリカ)

 ボブという名の猫 幸せのハイタッチ (イギリス)

 ハイジ アルプスの物語 (スイス)

9月9日

 あしたは最高のはじまり (フランス)

15

 オン・ザ・ミルキー・ロード (セルビア)

16

 サーミの血 (スウェーデン)

 笑う故郷 (アルゼンチン)

 あさがくるまえに (フランス)

 50年後のボクたちは (ドイツ)

23日

 わたしたち (韓国)

30日

 ブルーム・オブ・イエスタデイ (ドイツ)

 

 


 

 

    2. 製作国・ロケ地別リスト

 

(1) フランス

  ロスト・イン・パリ

  ELLE エル

  あしたは最高のはじまり

  あさがくるまえに

 

(2) ドイツ/スイス

  ドイツ  50年後のボクたちは

     ブルーム・オブ・イエスタデイ

  スイス ハイジ アルプスの物語

 

(3) 南欧

  スペイン しあわせな人生の選択

  イタリア 歓びのトスカーナ

  セルビア オン・ザ・ミルキー・ロード

 

(4) 東欧

  チェコ   ハイドリヒを撃て!

  ポーランド 夜明けの祈り

         君はひとりじゃない

  ウクライナ ダンサー、セルゲイ・ポルーニン

           世界一優雅な野獣

 

(5) 北欧

  デンマーク きっと、いい日が待っている

  スウェーデン サーミの血

  アイスランド ハートストーン

 

(6) 英国/アイルランド

  イギリス ボブという名の猫 幸せのハイタッチ

  アイルランド ブレンダンとケルズの秘密

 

(7) アメリカ

  ウィッチ

  静かなる情熱 エミリ・ディキンスン

  パターソン

  ギフト 僕がきみに残せるもの

 

(8) 韓国/香港

  韓国 空と風と星の詩人〜尹東柱の生涯〜

     バッカス・レディ

     あの人に逢えるまで

     隠された時間

     わたしたち

  香港 十年

 

(9) ベトナム/フィリピン

  ベトナム  草原に黄色い花を見つける

  フィリピン ダイ・ビューティフル

        ブランカとギター弾き

        ローサは密告された

(10) インド/アフリカ/南米

  インド    裁判

  リベリア   リベリアの白い血 

  アルゼンチン  笑う故郷

 

 

   3. テーマ・ジャンル別リスト

 

(1) 詩人たちの生き方

  静かなる情熱 エミリ・ディキンソン (アメリカ)

  パターソン (アメリカ)

  空と風と星の詩人〜尹東柱の生涯〜(韓国)

 

(2) 心の病を乗り越えて

  歓びのトスカーナ (イタリア)  

  君はひとりじゃない (ポーランド)

 

(3) 残された時間

  しあわせな人生の選択 (スペイン)

  あさがくるまえに (フランス)

 

(4) 少年時代 

  ハートストーン (アイスランド)

  きっと、いい日が待っている (デンマーク)

  草原に黄色い花を見つける (ベトナム)

  50年後のボクたちは (ドイツ)

 

(5) 少女の夢と希望

  ブランカとギター弾き (フィリピン)

  ハイジ アルプスの物語 (スイス)

  サーミの血 (スウェーデン)

  わたしたち (韓国)

 

(6) 女が生きる

  ELLE エル (フランス)

  ローサは密告された (フィリピン)

  バッカス・レディ (韓国)

  ダイ・ビューティフル (タイ)

 

(7) 政治・社会・民族

  裁き (インド)

  十年 (香港)

  リベリアの白い血 (リベリア)

  あの人に逢えるまで (韓国)

 

(8) 第二次世界大戦の真実

  夜明けの祈り (ポーランド)

  ハイドリヒを撃て! (チェコ)

  ブルーム・オブ・イエスタデイ (ドイツ) 

 

(9) コメディ

   ロスト・イン・パリ (フランス)

 

(10) ハートウォーミング

    ボブという名の猫 幸せのハイタッチ (イギリス) 

    あしたは最高のはじまり (フランス)

 

(11) 異色の悲喜劇

    オン・ザ・ミルキー・ロード (セルビア)

    笑う故郷 (アルゼンチン)

 

(12) ファンタジー

    隠された時間 (韓国)

 

(13) ダーク・ファンタジー・ホラー

    ウィッチ (アメリカ)

 

(14) アニメーション

    ブレンダンとケルズの秘密 (アイルランド)

 

(15) ドキュメンタリー

    ダンサー、セルゲイ・ポルーニン

     世界一優雅な野獣 (ウクライナ)

    ギフト 僕がきみに残せるもの (アメリカ)

 

 

 

世界の映画を観る、映画で世界を見る 2017年夏 (2)

  • 2017.07.15 Saturday
  • 20:00

 

 

「世界の映画を観る、映画で世界を見る 2017年夏」のうち、上映館別リスト、および作品解説のページです。(2017年7月15日)


 

 

 

 

 4. 上映館別リスト・公開日 (東京のみ)

 

 

・ シネスイッチ銀座

 歓びのトスカーナ 7月8

 ブランカとギター弾き 7月29

 ボブという名の猫 幸せのハイタッチ 8月26日

 

・ ヒューマントラスト有楽町

 しあわせな人生の選択  7月1

 夜明けの祈り 8月5

 ギフト 僕がきみに残せるもの 8月19

 パターソン 8月26

 50年後のボクたちは 9月16

 

・ 角川シネマ有楽町

 あしたは最高のはじまり 9月9

 

・ TOHOシネマズシャンテ (日比谷)

 エル ELLE 8月25日

 オン・ザ・ミルキー・ロード 9月15

 

・ 岩波ホール (神保町)

 静かなる情熱 エミリ・ディキンスン 7月29日

 笑う故郷 9月16

 

・ TOHOシネマズ六本木ヒルズ

 エル ELLE 8月25日公開

 

・ YEBISU GARDEN CINEMA

 しあわせな人生の選択  7月1

 ハートストーン 7月15

 君はひとりじゃない 7月22

 ブレンダンとケルズの秘密 7月29日

 きっと、いい日が待っている 8月5日

 ハイジ アルプスの物語 8月26日

 わたしたち 9月23日

 

シアター・イメージフォーラム (青山)

 ローサは密告された 7月29

 ハイドリヒを撃て! 8月12

 

・ ヒューマントラスト渋谷

 ギフト 僕がきみに残せるもの 8月19

 パターソン 8月26

 あさがくるまえに 9月16

 

・ ル・シネマ (渋谷)

    ダンサー、セルゲイ・ポルーニン

   世界一優雅な野獣   7月15

 ブルーム・オブ・イエスタデイ

  9月30日

 

・ ユーロスペース(渋谷)

 裁き 7月8

 ロスト・イン・パリ 8月5

 

・ アップリンク渋谷

 リベリアの白い血 8月5

 サーミの血 9月16

 

・ 渋谷シネパレス

 エル ELLE  8月25

 あしたは最高のはじまり 9月9

 

・ 新宿武蔵野館

 ダンサー、セルゲイ・ポルーニン

  世界一優雅な野獣 7月15

 ウィッチ 7月22

 夜明けの祈り  8月5

 ハイドリヒを撃て! 8月12

 草原に黄色い花を見つける 8月19

 サーミの血 9月16

 

・ 新宿シネマカリテ

 ダイ・ビューティフル 7月22

 50年後のボクたちは 9月16

 

シネマート新宿  

 空と風と星の詩人〜尹東柱の生涯〜 7月22

 バッカス・レディ 7月22

 あの人に逢えるまで 7月22

 君はひとりじゃない 7月22

 隠された時間 8月19

 

・ 新宿K’sシネマ

 十年 7月22

 

・ 新宿ピカデリー

 ボブという名の猫 幸せのハイタッチ 8月26日

 あしたは最高のはじまり 9月9

 

・ 立川シネマシティ

 エル ELLE 8月25

 

MOVIX昭島/亀有

 ボブという名の猫 幸せのハイタッチ 8月26日

 あしたは最高のはじまり 9月9

 

 

 

 

 

      5. 作品解説

 

  1. 『しあわせな人生の選択』

 

  原題: Truman (2016)

  製作国: スペイン/アルゼンチン

    主なロケ地: スペイン (マドリード)

   オランダ (アムステルダム)

  テーマ: 残された時間

 

 

 

【解説】

病気で余命わずかの中年俳優が旧友と再会。二人は共にペットの老犬の里親探しを行い、オランダに留学中の息子に会いに旅立つ。死を前にした主人公の話でありながらも、ユーモアと優しさに包まれて心穏やかになれる一作。

 

【物語】

フリアンはスペインで俳優として活躍し、愛犬トルーマンと暮らしていた。ある日突然、カナダで暮らしていた古い友人のトマスが目の前に現れる。フリアンのいとこパウラから彼の具合がよくないと聞かされたからだった。フリアンはすでに治療をやめ、身辺整理を始めていた。フリアンは説教されることを嫌がり、彼を追い返そうとするが、そんなことはおかまいなしにトマスは4日間滞在するという。次第に2人は昔の遠慮のない関係に戻り、フリアンの残り少ない時間を愛犬トルーマンの里親探しや、離婚後しばらく会っていない、アムステルダムの大学に留学している息子に会いに行くことに費やす。それは2人が一緒に過ごせる最後の日でもあった――。(公式サイトより)

 

【キャッチコピー】

“しあわせ”を2人と1匹で探した特別な4日間。

 

【推薦コメント】

「世界中のどこの映画祭で上映されたとしても心に直接訴えかけてくる。だから観客は共感することができる。」(Variety)

 

【監督・脚本】

 セスク・ゲイ

 

【出演】

 

 リカルド・ダリン (フリアン)

  〜アルゼンチンの有名俳優

 

 〈代表作〉

  『瞳の奥の秘密』

  『人生スイッチ』

 

 ハビエル・カマラ (フリアンの友人トマス)

  〜スペインの実力派俳優

 

 〈代表作〉

 『トーク・トゥ・ハー』

 『僕の戦争を探して』<未>(ゴヤ賞主演男優賞受賞)

 

【受賞】

 ゴヤ賞=スペイン・アカデミー賞受賞

 (作品・監督・主演男優・助演男優・脚本賞)

 サン・セバスティアン映画祭受賞(男優賞)

 

【IMDb評価】  2017/07/02

 User Review

  7.3/10

 Metascore (Critics)

  81/100

 

【公開日(日本)

 7月1日

 

【上映劇場(東京)】

 ヒューマントラスト有楽町

 YEBISU GARDEN CINEMA

 

 公式サイト

 

 


 

 

 2. 『歓びのトスカーナ』

 

  英題:  Like Crazy (2016)

  製作国: イタリア/フランス

  主なロケ地: イタリア (トスカーナ州)

  テーマ: 心の病を乗り越えて

 

  

  

【解説】

イタリア、トスカーナ州の心の病を抱えた女性たちの診療施設。自称“伯爵夫人”のベアトリーチェとやせ細った憂うつな面持ちのドナテッラは施設をこっそりと脱け出し、旅に出る。この二人の心の傷と友情の物語。精神病院で出会う2人の女性を描いたアメリカ映画『17歳のカルテ』などと比べると、イタリアの施設がいかに開放的かがよく分かる。『17歳のカルテ』はアンジェリーナ・ジョリーがアカデミー賞助演女優賞を受賞して一躍有名になった旧作である。絶望と希望の主題や“深い海”のモチーフなどの点では、イギリスの劇作家テレンス・ラティガンの『深く青い海』と重なるところもある。(→ 講座:テレンス・ラティガンを観る)

 

【物語】

イタリア・トスカーナ州の緑豊かな丘の上にある診療施設、ヴィラ・ビオンディ。ここでは心にさまざまな問題抱えた女性たちが、広大な庭でくつろいだり、農作業にいそしんだりしながら、社会に復帰するための治療を受けている。大声を張り上げて意気揚々と闊歩する“自称・伯爵夫人”のベアトリーチェ(ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ)は、この施設の女王様のような存在だ。ある日、彼女の目に留まったのは、やせ細った体のあちこちにタトゥーが刻まれた、若く美しい新参者のドナテッラ (ミカエラ・ラマッツォッティ)。ルームメイトになったふたりは施設をひょっこり抜け出し、行き当たりばったりの逃避行のなかで徐々に絆を深めていく。やがて心に傷を負ったドナテッラの脳裏にある痛切な記憶が蘇り、ベアトリーチェは病院に引き戻された彼女を救い出そうとするのだが…。人生に必要なのは、少しの休暇と、女同士の友情。そんな友情を手にしたふたりに、天はささやかな贈り物をするのだった。(公式サイトより)

 

【キャッチコピー】

人生は悲しくて、でも愛おしい。最高の友情を手にした女たちによる、人生賛歌!

 

【監督・脚本】 

 パオロ・ヴィルズィ

〈代表作〉

 『人間の値打ち』 (15)

 〜ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞作品賞受賞作

 

【出演】

 ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ (ベアトリーチェ)

 〜イタリア人でフランス育ち

 

 〈代表作〉

 『人間の値打ち』 (13)

 『アスファルト』 (15)

 

ミカエラ・ラマッツォッティ (ドナテッラ)

 〜バオラ・ヴィルズィ監督夫人

 

 〈代表作〉

 『ハートの問題』<未>(09)

 『はじめての大切なもの』<未>(10) ヴィルズィ監督作

 

【受賞】

 ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞受賞

(作品・監督・主演女優・美術・ヘアスタイリスト賞)

 

【IMDb評価】  2017/07/02

 User Review

  7.4/10

 Metascore (Critics)

  74/100

 

【公開日(日本)

 7月8日

 

【上映劇場(東京)】

 シネスイッチ銀座

 

 公式サイト

 

 


 

 

  3. 『裁き』

 

  原題:  Court (2014)

  製作国: インド

  主なロケ地: ムンバイ

  テーマ: 政治・社会・民族

 

 

  

【解説】

自殺を煽るような歌を歌っていたとして、民謡歌手の老人が自殺ほう助の罪で逮捕される。彼の裁判をめぐり描かれるのは、笑いと感動にあふれた波乱万丈のマサラ・ムービーとは別世界。それでいて、いわゆる法廷の感動ドラマとも異なる。多様な言語や階級、日本の共謀罪のような反テロリスト法を理由にした逮捕など、インド社会の鏡として優れた作品でありながら、この映画がリアルにかつ丁寧に見せてくれるのは、弁護士、女検事、老判事らの極めて平凡な日常である。彼らも一旦仕事を離れれば、親とギクシャクした関係にある息子であり、ファッションに関心を示す女性であり、法律でなく迷信を大切にするようなおじいちゃんなのである。

 

【物語】

ある下水清掃人の死体が、ムンバイのマンホールの中で発見された。ほどなく、年老いた民謡歌手カンブレが逮捕される。彼の扇動的な歌が、下水清掃人を自殺へと駆り立てたという容疑だった。

不条理にも被告人となった彼の裁判が下級裁判所で始まる。理論的で人権を尊重する若手弁護士、100年以上前の法律を持ち出して刑の確定を急ぐ検察官、何とか公正に事を運ぼうとする裁判官、そして偽証をする目撃者や無関心な被害者の未亡人といった証人たち。

インドの複雑な社会環境の中で、階級、宗教、言語、民族など、あらゆる面で異なる世界に身を置いている彼らの個人的な生活と、法廷の中での一つの裁きが多層に重なっていき…(公式サイトより)

 

【キャッチコピー】

これは冤罪なのか、犯罪なのか――インド新世代の旗手チャイタニヤ・タームハネーが描く、異色の法廷劇

 

【推薦コメント】

「私が20年間で観たインド映画の中で、最も素晴らしい映画だ! サタジット・レイ以来の才能!」 ― シェーカル・カブール (映画監督『サハラに舞う羽根』)

 

【監督・脚本】 

チャイタニヤ・タームハネー (長編第一作)

 

【出演】

ヴィーラー・サーティダル (歌手ナーラーヤン・カンブレ) 〜サーティダルは詩人・作家・ミュージシャンなど多芸多才。

   

 

 ギータンジャリ・クルカルニー (検察官ヌータン)

      

 

ヴィヴェーク・ゴーンバル (弁護士ヴィネイ・ヴォーラー)

プラディープ・ジョーシー (裁判官サダーヴァルテー)

 

【受賞】 

 べネチア国際映画祭2部門受賞

 アカデミー賞外国語映画賞インド代表

 

【IMDb評価】  2017/07/02

 User Review

  7.8/10

 Metascore (Critics)

  83/100

 

【公開日(日本)

 7月8日

 

【上映劇場(東京)】

 ユーロスペース

 

 公式サイト

 

 


 

 

 4. 『ハートストーン』

 

   英題: Heartstone (2016)

   製作国: アイスランド/デンマーク

   主なロケ地: 東アイスランド

   テーマ: 少年時代

 

 

 

【解説】

 アイスランドの小さな漁村を舞台に、思春期を迎え、心と体の変化にとまどう二人の少年の葛藤と切ない友情を描く。世界中で40以上の映画賞を受賞した繊細な青春映画の秀作。二人の性のめざめは正反対の方向へと進んでいくが、互いを愛おしく思う気持ちは変わることはない。

 

【キャッチコピー】

 僕は、君を…。

 

【物語】

東アイスランドの美しく雄大な自然が広がる小さな漁村、ソールとクリスティアンは幼なじみでいつも一緒の大親友。ソールは美しい母、そして自由奔放なラケルと芸術家肌のハフディス、対照的な二人の姉妹に囲まれて暮らしている。

思春期にさしかかり、ソールは大人びた美少女ベータのことが気になりはじめる。クリスティアンはそんなソールの気持ちを知り二人が上手くいくよう後押しする。そしてクリスティアン自身もベータの女友だちハンスからの好意を受けとめ、4人は行動を共にするようになる。

自然とソールとベータの距離は縮まり二人は心を通わせ合う。ただそこには二人を見守りつつ複雑な表情を浮かべるクリスティアンがいた…。(公式サイトより)

 

【推薦コメント】

厳しい条件に試されても、なお失われることのなかった2人の少年の強い絆の物語。(ダンテ・マガジン)

 

【監督・脚本】 

 グズムンドゥル・アルナル・グズムンドソン

 

【出演】

 バルドル・エイナルソン (ソール)

 ブラーイル・ヒンリクソン (クリスティアン)

 ニーナ・ドッグ・フィリップスドッティル

 (ソールの母、フルダ)

【受賞】 

 ベネチア国際映画祭LGBT映画賞受賞

 アイスランドアカデミー賞9部門受賞

 (作品・男優[ヒンリクソン]

 助演女優[フィリップスドッティル]ほか)

【IMDb評価】  2017/07/02

 User Review

  7.7/10

【公開日(日本)

  7月15日

 

【上映劇場(東京)】

 YEBISU GARDEN CINEMA

 

 公式サイト

 

 


 

 

 

 

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contents

  

    演劇学部推薦公演(2019年秋期)

   

  

    映画学部推薦作品(2019年秋期)

   

  



  

オンライン映画演劇大学は映画と

演劇を幅広く紹介、解説、研究する

オンライン上の教育・文化活動です。

文部科学省の認可は受け ていませんが、実際の大学での授業と連携した情報や研究も掲載しています。

  



  

   <9月の推薦作品>

  ・ 演劇学部推薦公演

  ・ 映画学部推薦作品

  



  

     <新着記事・講座>

  

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・ 2019年 秋期

      観劇レポート対象作品

     が発表されました。

             (19/9/16)

New

・ 2019年 秋期

      映画レポート対象作品

     が発表されました。

             (19/9/15)

New

・ 2019年 IMDb

     外国映画ベストテン

    (資料作成: 今村直樹)

             (19/8/24)

Update

・ 2019年英米演劇上演予定

             (19/8/8)

 

・ 『英国万歳!』で

     朗読される

     『リア王』の名場面

     が掲載されました。

             (19/5/31)

 

・ 『英国万歳!』

   〜登場人物・物語の解説

     が掲載されました。

             (19/5/30)

 

・ ミュージカル

   She Loves Me のすべて

     が掲載されました。

             (19/5/5)

 

・ 映画学部主催の新講座

   アカデミー賞と

     アメリカ映画の歴史

     講座内容・予定が

     発表されました。

             (19/5/1)

 

・ オンライン映画演劇大学

     英米演劇大賞2018

    (受賞作・受賞者の発表)

 

・ オンライン映画演劇大学

     シネマグランプリ2018

    (受賞作・受賞者の発表)

 

・ 2018年 (第92回)

     キネマ旬報ベストテン

 

・ 2018年 IMDb

     外国映画ベストテン

    (資料作成: 今村直樹)

 


  

 

 

 〜優秀賞の発表と選評〜

  


  

・ 2017年 IMDb

     外国映画ベストテン

    (資料作成: 今村直樹)

  




  

<過去の主要記事・講座>

  

     【シェイクスピア学科】

  

        (講師: 広川治)

・ 講座概要・予定

・ 第1回  シェイクスピアって

                 ヤバくない?

・ 第2回  恋人たちの

                 シェイクスピア

・ 第3回  軍隊で

            シェイクスピア?

・ 第4回  アクション・スター

            がハムレット

・ 第5回  俳優たちの

                 『ハムレット』

・ 第6回  国王のための

                 名せりふ

・ 第7回  宇宙の彼方の

                 シェイクスピア

  




  

     【アメリカ演劇学科】

  

・  『エンジェルス・イン・

       アメリカ  第1部』

      (解説: 篠山芳雄)

  

・  アーサー・ミラー

  『セールスマンの死』研究

  (講師: 篠山(ささやま)芳雄)

  


  

 

  (講師: 小島真由美)

・ 講座概要

・ 作品リスト

・ 映画リスト

・ 第1回入門編

・ 第2回 『カム・ブロー・

              ユア・ホーン』

・ 第3回 『はだしで散歩』

・ 第4回 『おかしな二人』

・ 第5回

    『スウィート・チャリティ』

 原作: 映画『カビリアの夜』

          初演(1966年)

映画『スウィート・チャリティ』

                   *

・ 第6回 映画 『紳士泥棒

          大ゴールデン作戦』

・ 第7回 『星条旗娘』

・ 第8回 『プラザ・スイート』

・ 第9回 『浮気の終着駅』

・ 第10回 『ジンジャー

               ブレッド・レディ』

  




  

     【イギリス演劇学科】

  

・  ワイルド流喜劇のレシピ

      オスカー・ワイルド

      『まじめが大切』論

      (講師: 石田伸也)

  

・ テレンス・ラティガンを観る

         『深く青い海』

        (講師: 広川治)

 

・    『ローゼンクランツと

ギルデンスターンは死んだ』

      (解説: 石田伸也)

  

・   ミュージカル

    『ビリー・エリオット』

   〜英語の歌詞に見る

       団結、自由、信念〜

        (講師: 広川治)

  


  

    

      + 観劇レポートより

  




  

 【映画学部・映像文化学科】

  

・  カズオ・イシグロ

   『日の名残り』の映画化

      (講師: 篠山芳雄)

  

・ キネマ旬報ベストテン分析

      (講師: 今村直樹)

  

  <2017年夏>

     世界の映画を観る、

        映画で世界を見る

  


  

    

  




  

 (詳細な目次については

  CONTENTSページ参照)

  

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   演劇学部推薦公演

    (2019年8月)

  

   ヘンリー六世 三部作

       リチャード三世

       (カクシンハン)

作: シェイクスピア

翻訳: 松岡和子

演出: 木村龍之介

主演: 河内大和、真以美

        (7/25〜8/12)

  


  

       人形の家part2

         (パルコ)

 作: ルーカス・ナス

 翻訳: 常田景子

 演出: 栗山民也

 主演: 永作博美

        (8/9〜9/1)

  


  

    ブラッケン・ムーア

          (東宝)

作:アレクシ・ケイ・

         キャンベル

翻訳: 広田敦郎

演出: 上村聡史

主演: 岡田将生、木村多江

        (8/14〜27)

  

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 映画学部推薦作品 (新作)

  

 (2018年洋画推薦作品)

   


  

 『スリー・ビルボード』

   2/1〜  公式サイト

 『タクシー運転手

    約束は海を越えて』

   4/21〜  公式サイト

 『フロリダ・プロジェクト

     真夏の魔法』

   5/12〜  公式サイト

 『ワンダー  君は太陽』

   6/15〜  解説ページ

 『ブリグズビー・ベア』

   6/23〜  公式サイト

  


  

 『判決、

     ふたつの希望』

   8/31〜  公式サイト

 『1987、

     ある闘いの真実』

   9/8〜  公式サイト

 『バッド・ジーニアス』

   9/22〜  公式サイト

 『search サーチ』

   10/26〜  公式サイト

 『ボヘミアン・ラプソディ』

   11/9〜  公式サイト

 『アリー/ スター誕生』

   12/21〜  公式サイト

  



  

 (2019年1月推薦作品)

 『バジュランギおじさんと、

   小さな迷子』

   1/18〜  公式サイト

  


  

 (2019年2月推薦作品)

 『メリー・ポピンズ

     リターンズ』

   2/1〜  公式サイト

 『女王陛下のお気に入り』

   2/15〜  公式サイト

  


  

 (2019年3月推薦作品)

 『グリーンブック』

   3/1〜  公式サイト

 『ブラック・クランズマン』

   3/22〜  公式サイト

  


  

 (2019年4月推薦作品)

 『僕たちのラストステージ』

   4/19〜  公式サイト

 『幸福なラザロ』

   4/19〜  公式サイト

  


  

 (2019年5月推薦作品)

 『ドント・ウォーリー』

   5/3〜  公式サイト

 『僕たちは希望という

      名の列車に乗った』

   5/17〜  公式サイト

  


  

 (2019年6月推薦作品)

 『SANJU/サンジュ』

   6/15〜  公式サイト

 『パピヨン』

   6/21〜  公式サイト

  


  

 (2019年7月推薦作品)

 『COLD WAR

      あの歌、2つの心』

   6/28〜  公式サイト

 『Girl/ガール』

   7/5〜  公式サイト

  


  

 (2019年8月推薦作品)

『存在のない子供たち』

   7/20〜  公式サイト

 『シークレット・

      スーパースター』

   8/9〜  公式サイト

  

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