シネマグランプリ2018・第1次エントリー (1)
- 2018.02.02 Friday
- 12:33
2017年映画界総括の時期がピークを迎えています。1月24日にアメリカのアカデミー賞のノミネーションが発表され、2月5日に『キネマ旬報』ベストテン発表特別号が発売。オンライン映画演劇大学も優秀な作品や映画人を評価する場として昨年「オンライン映画演劇大学・シネマグランプリ」を創設しました。まず世界ではどのような映画、俳優、スタッフが評価されてきたのか。概観したリストを作り、これを第1次エントリーとします。このリストから作品を絞って第2次エントリーを2月中旬に発表。次に各部門数作品を選び、2月下旬に最終ノミネーションを発表します。日本映画編は1回のみのエントリー、最終ノミネーションと続きます。(→日本映画編) 各部門の最優秀賞の発表は3月上旬の予定です。(2017年2月4日 今村直樹)
オンライン映画演劇大学
シネマグランプリ 2017
第1次エントリー
〜世界で評価された作品、映画人〜
外国映画編 (2017年日本初公開外国映画)
- 日本で2017年に公開された外国映画から、世界の主要映画賞、映画祭でノミネートされた、または受賞した作品、俳優、スタッフをリストアップした一覧です。各部門はオンライン映画演劇大学シネマグランプリ2017の第1次エントリーになります。
- リストは主要な映画賞、映画祭(主に2016、2017年度)の各部門からリストアップしたものです。複数の映画賞でノミネートされていても、最初にリストアップした時のみ掲載しています。たとえば『ラ・ラ・ランド』はゴールデン・グローブ賞作品賞受賞作ですが、すでにアカデミー賞ノミネート作として記載ずみなので省略されています。ですからこのリストが各映画賞、映画祭のノミネート、受賞記録ではない事に注意してください。
- スウェーデン以降のアカデミー賞は正式名称ではありません。オンライン映画演劇大学(映画学部推薦)の項目は、ノミネートされなかった作品、俳優、スタッフからエントリーに値するものを付け加えたものです。
(リストアップの順番)
- アカデミー賞
- ゴールデン・グローブ賞/英国アカデミー賞
- ロサンゼルス映画批評家協会賞
- 放送映画批評家協会賞/ヨーロッパ映画賞
- カンヌ国際映画祭/ベネチア国際映画祭
- ベルリン国際映画祭/東京国際映画祭
- セザール賞(フランス)
- ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞(イタリア)
- ドイツ映画賞/ゴヤ賞(スペイン)
- スウェーデン/デンマーク/インド・アカデミー賞
- 香港アカデミー賞/台湾金馬奨
- 青龍映画賞(韓国)/アジア映画賞
- キネマ旬報ベストテン
- オンライン映画演劇大学(映画学部推薦)
【主要部門】
作品賞:英米映画部門=英語圏の作品
作品賞:グローバル映画部門=英語圏以外の作品
監督賞/主演男優賞/主演女優賞
助演男優賞/助演女優賞
長編ドキュメンタリー賞/長編アニメ賞
【スタッフ部門】
オリジナル脚本賞/脚色賞/撮影賞
美術賞/衣装デザイン賞/編集賞
作曲賞/歌曲賞/視覚効果賞
【主要部門】
<作品賞:英米映画部門>
アカデミー賞より
ムーンライト
メッセージ
ハクソー・リッジ
ドリーム
ラ・ラ・ランド
LION/ライオン 〜25年目のただいま〜
マンチェスター・バイ・ザ・シー
ゲット・アウト
ダンケルク
ゴールデン・グローブ賞より
20センチュリー・ウーマン
英国アカデミー賞
わたしは、ダニエル・ブレイク
放送映画批評家協会賞(コメディ映画部門)
LOGAN/ローガン
スウィート17モンスター
ナイスガイズ!
放送映画批評家協会賞(SF/ホラー映画部門)
ドクター・ストレンジ
ウィッチ
ブレードランナー 2049
IT/イット “それ”が見えたら、終わり。
放送映画批評家協会賞(アクション映画部門)
ワンダーウーマン
ベイビー・ドライバー
マイティ・ソー バトルロイヤル
猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)
キネマ旬報ベストテン
パターソン
沈黙−サイレンス−
オンライン映画演劇大学 (映画学部推薦)
女神の見えざる手
美女と野獣
<作品賞:グローバル部門>
アカデミー賞外国語映画賞より
セールスマン(イラン)
ありがとう、トニ・エルドマン (ドイツ)
ゴールデン・グローブ賞より
ネルーダ 大いなる愛の逃亡者 (チリ)
ナショナル・ボード・オブ・レビュー
お嬢さん (韓国)
婚約者の友人 (フランス)
ヨーロッパ映画賞
エル ELLE (フランス)
希望のかなた (フィンランド)
カンヌ国際映画祭
たかが世界の終わり (フランス)
ベルリン国際映画祭
人生タクシー (イラン)
わたしは、幸福(フェリシテ) (フランス/セネガル他)
サラエヴォの銃声 (ボスニア・ヘルツェゴヴィナ)
ブラインド・マッサージ 推掌 (台湾)
ヴェネチア国際映画祭
立ち去った女 (フィリピン)
笑う故郷 (アルゼンチン)
東京国際映画祭
ブルーム・オブ・イエスタデイ (ドイツ)
サーミの血 (スウェーデン)
ダイ・ビューティフル (フィリピン)
セザール賞 (フランス)
夜明けの祈り
愛を綴る女
ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞(イタリア)
おとなの事情
ドイツ映画賞
50年後のボクたちは
ブルーム・オブ・イエスタデイ
アイヒマンを追え! ナチスがもっとも畏れた男
ゴヤ賞(スペイン)
しあわせな人生の選択
スウェーデン・アカデミー賞
サーミの血
デンマーク・アカデミー賞
きっと、いい日が待っている
インド・アカデミー賞
バーフバリ 伝説誕生
香港電影金像奨
十年
台湾金馬奨
ブラインド・マッサージ (中国)
青龍映画賞(韓国)
哭声/コクソン
空と風と星の詩人〜尹東柱の生涯〜
新感染 ファイナル・エクスプレス
密偵
アジア映画賞
ブラインド・マッサージ 推掌 (中国)
オンライン映画演劇大学(映画学部推薦)
エンドレス・ポエトリー (チリ)
<監督賞>
アカデミー賞
デイミアン・チャゼル (ラ・ラ・ランド)
ドゥニ・ヴィルヌーヴ (メッセージ)
メル・ギブソン (ハクソー・リッジ)
ケネス・ロナーガン (マンチェスター・バイ・ザ・シー)
バリー・ジェンキンズ (ムーンライト)
クリストファー・ノーラン (ダンケルク)
ジョーダン・ピール (ゲット・アウト)
ゴールデン・グローブ賞
ノクターナル・アニマルズ (トム・フォード)
英国アカデミー賞
ケン・ローチ (わたしは、ダニエル・ブレイク)
ヨーロッパ映画賞
クリスティアン・ムンジウ (エリザのために)
ポール・ヴァーホーヴェン (エル ELLE)
アキ・カウリスマキ (希望のかなた)
カンヌ国際映画祭
オリヴィエ・アサイヤス (パーソナル・ショッパー)
ベルリン国際映画祭
ミア・ハンセン=ラヴ (未来よ こんにちは)
マウゴシュカ・シュモフスカ (君はひとりじゃない)
セザール賞
グザヴィエ・ドラン (たかが世界の終わり)
フランソワ・オゾン (婚約者の友人)
アンヌ・フォンテーヌ (夜明けの祈り)
ニコール・ガスシア (愛を綴る女)
ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞(イタリア)
パオロ・ジェノヴェーゼ (おとなの事情)
パオロ・ヴィルズィ (歓びのトスカーナ)
ドイツ映画賞
マーレン・アデ (ありがとう、トニ・エルドマン)
クリス・クラウス (ブルーム・オブ・イエスタデイ)
ラース・クラウメ (アイヒマンを追え!)
ゴヤ賞(スペイン)
セスク・ガイ (しあわせな人生の選択)
スウェーデン・アカデミー賞
アマンダ・シェーネル (サーミの血)
デンマーク・アカデミー賞
イェスパ・W・ネルスン (きっと、いい日が待っている)
アルゼンチン・アカデミー賞
マリアノ・コーン & ガストン・ドゥプラット (笑う故郷)
台湾金馬奨
ロウ・イエ (ブラインド・マッサージ 推掌)
青龍映画賞(韓国)
イ・ジュニク (空と風と星の詩人)
パク・チャヌク (お嬢さん)
ナ・ホンジン (哭声/コクソン)
キム・ジウン (密偵)
オンライン映画演劇大学推薦 (映画学部推薦)
ジョシュア & ベニー・サフディ (グッド・タイム)
ドゥニ・ヴィルヌーヴ (ブレードランナー2046)
ラヴ・ディアス (立ち去った女)
アスガー・ファルハディ (セールスマン)
ジム・ジャームッシュ (パターソン)
アンジェイ・ワイダ (残像)
<主演男優賞>
アカデミー賞受賞
ケイシー・アフレック (マンチェスター・バイ・ザ・シー)
アンドリュー・ガーフィールド (ハクソー・リッジ)
ライアン・ゴズリング (ラ・ラ・ランド)
ライアン・ゴズリング (ハーフネルソン)
ヴィゴ・モーテンセン (はじまりへの旅)
ダニエル・カルーヤ (ゲット・アウト)
ゴールデン・グローブ賞
ジョエル・エドガートン (ラビング 愛という名前のふたり)
アンセル・エルゴート (ベイビー・ドライバー)
英国アカデミー賞
ジェイク・ギレンホール (ノクターナル・アニマルズ)
放送映画批評家協会賞(コメディ映画部門)
ライアン・ゴズリング (ナイスガイズ!)
ドウェイン・ジョンソン (セントラル・インテリジェンス)
放送映画批評家協会賞(アクション映画部門)
クリス・ヘムズワース (マイティ・ソー バトルロイヤル)
ベネディクト・カンバーバッチ (ドクター・ストレンジ)
ヨーロッパ映画賞
リカルド・ダリン (しあわせな人生の選択)
デイヴ・ジョーンズ (わたしは、ダニエル・ブレイク)
ペーター・シモニシェック
(ありがとう、トニ・エルドマン)
ブルクハルト・クラウスナー
(アイヒマンを追え! ナチスがもっとも畏れた男)
カンヌ国際映画祭
シャハブ・ホセイニ (セールスマン)
ヴェネチア国際映画祭
オスカル・マルティネス (笑う故郷)
東京国際映画祭
パオロ・バレステロス (ダイ・ビューティフル)
セザール賞
ギャスパー・ウリエル (たかが世界の終わり)
ピエール・ニネ (婚約者の友人)
オマール・シー (ショコラ 〜君がいて、僕がいる〜)
ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞(イタリア)
クラウディオ・サンタマリア
(皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ)
ゴヤ賞(スペイン)
リカルド・ダリン (しあわせな人生の選択)
青龍映画賞(韓国)
ハ・ジョンウ (トンネル 闇に鎖された男)
クァク・ドウォン (哭声/コクソン)
チョン・ウソン (アシュラ)
ソン・ガンホ (密偵)
アジア映画賞
コン・ユ (新感染ファイナル・エクスプレス)
<主演女優賞>
アカデミー賞
エマ・ストーン (ラ・ラ・ランド)
イザベル・ユペール (エルELLE)
ルース・ネッガ (ラビング 愛という名前のふたり)
ナタリー・ポートマン
(ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命)
ゴールデン・グローブ賞
エイミー・アダムス (メッセージ)
ジェシカ・チャステイン (女神の見えざる手)
アネット・ベニング(20センチュリー・ウーマン)
ヘイリー・スタインフェルド (スウィート17モンスター)
ヨーロッパ映画賞
サンドラ・フラー (ありがとう、トニ・エルドマン)
ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ (歓びのトスカーナ)
パウラ・ベーア (婚約者の友人)
カンヌ国際映画祭
ジャクリン・ホセ (ローサは密告された)
エマニュエル・ベルコ
(モン・ロワ 愛を巡るそれぞれの理由)
東京国際映画祭
レーネ・セシリア・スパルロク (サーミの血)
セザール賞
ジュディット・シュムラ (女の一生)
ソコ (ザ・ダンサー)
マリアン・コティヤール (愛を綴る女)
ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞(イタリア)
イレニア・パストレッリ (皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ)
台湾金馬奨
カリーナ・ラム (百日告別 新しい明日のために)
青龍映画賞(韓国)
キム・ミニ (お嬢さん)
オンライン映画演劇大学
タラジ・P・ヘンソン (ドリーム)
ユン・ヨジョン (バッカス・レディ)
<助演男優賞>
アカデミー賞
マハーシャラ・アリ (ムーンライト)
ルーカス・ヘッジズ (マンチェスター・バイ・ザ・シー)
デヴ・パテル (LION/ライオン 〜25年目のただいま〜)
マイケル・シャノン (ノクターナル・アニマルズ)
ゴールデン・グローブ賞
アーロン・テイラー・ジョンソン
(ノクターナル・アニマルズ)
放送映画批評家協会賞
パトリック・スチュワート (LOGAN/ローガン)
セザール賞
ジェームズ・ティエレ (ショコラ 〜君がいて、僕がいる)
ヴァンサン・カッセル (たかが世界の終わり)
ロラン・ラフィット (エル ELLE)
ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞(イタリア)
マルコ・ジャリーニ (おとなの事情)
ヴァレリオ・マスタンドレア (おとなの事情)
ルカ・マリネッリ (皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ)
ドイツ映画賞
ロナルト・ツェアフェルト (アイヒマンを追え!)
ゴヤ賞(スペイン)
ハビエル・カマラ (しあわせな人生の選択)
デンマーク・アカデミー賞
ラース・ミケルセン (きっと、いい日が待っている)
アルゼンチン・アカデミー賞
ダディ・ブリエバ (笑う故郷)
青龍映画賞(韓国)
國村隼 (哭声/コクソン)
マ・ドンソク (新感染 ファイナル・エクスプレス)
オ・ダルス (トンネル 闇に鎖された男)
オンライン映画演劇大学
クリスチャン・バブレス (ダイ・ビューティフル)
ジョン・ロイド・クルズ (立ち去った女)
ブルーノ・ガンツ (ハイジ アルプスの物語)
ケヴィン・コスナー (ドリーム)
窪塚洋介 (沈黙 -サイレンス-)
イッセー尾形 (沈黙 -サイレンス-)
塚本晋也 (沈黙-サイレンス)
浅野忠信 (沈黙-サイレンス)
笈田ヨシ (沈黙-サイレンス)
リーアム・ニーソン (沈黙-サイレンス)
ベニー・サフディ (グッド・タイム)
<助演女優賞>
アカデミー賞
ナオミ・ハリス (ムーンライト)
ニコール・キッドマン (LION/ライオン)
オクタヴィア・スペンサー (ドリーム)
ミシェル・ウィリアムズ
(マンチェスター・バイ・ザ・シー)
英国アカデミー賞
ヘイリー・スクワイアーズ
(わたしは、ダニエル・ブレイク)
放送映画批評家協会賞
グレタ・ガーウィグ (20センチュリー・ウーマン)
ジャネール・モネイ (ドリーム)
セザール賞
ナタリー・バイ (たかが世界の終わり)
アンヌ・コンシニ (エル ELLE)
メラニー・ティエリー (ザ・ダンサー)
ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞(イタリア)
アンナ・フォリエッタ (おとなの事情)
アントニア・トゥルッポ (皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ)
ミカエラ・ラマッツォッティ (歓びのトスカーナ)
スウェーデン・アカデミー賞
ソフィー・グローベール (きっと、いい日が待っている)
デンマーク・アカデミー賞
サーミの血
アルゼンチン・アカデミー賞
アンドレア・フリヘリオ (笑う故郷)
青龍映画賞(韓国)
ペ・ドゥナ (トンネル 闇に鎖された男)
チョン・ウヒ (哭声/コクソン)
オンライン映画演劇大学
エル・ファニング (20センチュリー・ウーマン)
アナ・デ・アルマス (ブレードランナー2049)
<長編ドキュメンタリー賞>
アカデミー賞
海は燃えている〜イタリア最南端の小さな島〜
ぼくと魔法の言葉たち
英国アカデミー賞
ウィーナー 懲りない男の選挙ウォーズ
ナショナル・ボード・オブ・レビュー
ギフト 僕がきみに残せるもの
放送映画批評家協会賞
太陽の下で -真実の北朝鮮-
ヨーヨー・マと旅するシルクロード
オンライン映画演劇大学
ソニータ
リュミエール!
猫が教えてくれたこと
ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣
<長編アニメ賞>
アカデミー賞
ブレンダンとケルズの秘密
KUBO/2本の弦の秘密
モアナと伝説の海
ゴッホ最期の手紙
放送映画批評家協会賞
レゴバットマン ザ・ムービー
怪盗グルーのミニオン大脱走
→第2次エントリー (2月中旬発表)
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